トラブルシューティング
チップコンベヤー ヒンジ型
修理を依頼をされる前に、この表で症状をお確かめ下さい。
これらの処置をしても直らない場合や、この表以外の症状は、当社サービス、または最寄の営業所までご連絡下さい。
● 機械の点検や修理をする際は,必ず電源を遮断してから作業して下さい。
● 制御盤・モータは電気工事に関する有資格者が作業に携わって下さい。
電源が切れる
一次側電源ブレーカーが遮断された。
原因を取り除いた上でブレーカーをリセットして下さい。
電源が入らない
制御盤内の端子の固定ビスが緩んでいる。
制御盤内の固定ビスの増し締めをして下さい。
一次側電源の200/220Vと100/110Vの電圧が出ていない。
一次側電源の200/220Vと100/110Vの電圧が出ていない。
電源が入っているのに、コンベヤーが操作できない
トルクリミッターの摩擦板が汚損している。
点検手順に従って、摩擦板に油分等がついていないか確認及び清掃して下さい。
その処置を施しても運転できない場合は摩擦板を交換して下さい。トルクリミッターの摩擦板が摩耗している。
摩擦板の交換が必要です。点検手順に従って交換して下さい。
なお、摩擦板は別売品として用意致しております。減速機付モータの破損・故障。
同形式の減速機付モータへ取替えて下さい。
なお、減速機付モータは別売品として用意致しております。マグネットリレーのコイルが焼損している。
マグネットリレーを交換して下さい。
なお、マグネットリレーは別売品として用意致しております。サーマルリレーが焼損している。
原因を取り除いた上でサーマルリレーを交換して下さい。
なお、サーマルリレーは別売品として用意致しております。
正転、もしくは逆転しかしない
コンベヤーフレーム内部のRレール・ストレートレールが摩耗している。
ベルトを取り除いた上で修理が必要です。当社サービスにご連絡下さい。
加工物が落下し、コンベヤー立上り部とベルトの間で干渉している。
コンベヤー立ち上がり部の板を外し、加工物を取り除いて下さい。
その処置を施して無正転しない場合は、当社サービスにご連絡下さい。チェーン(ローラー)部の摩耗によりベルトに『がたつき』が生じ、リンクプレートによって内部レールが摩耗・欠損している。
ベルトを取り除いた上で修理が必要です。当社サービスにご連絡下さい。
ベルトカシメ部(シャフト)が切粉等により摩耗し、リンクプレート等が外れ干渉している。
不具合部をコンベヤー頭部まで移動させて修理を行って下さい。
詳細はベルトアセンブリーマニュアルをご覧下さい。フレーム内へ侵入した切粉が従軸部下側で干渉している。
正転・逆転をSWのインチングで動かし、詰まっている切粉をほぐして下さい。
動き出したら逆転にして切粉を取り出して下さい。その後ベルト張力を調整して下さい。
正転・逆転ともしない
ドライブチェーンが切れている。
ドライブチェーンの切れた要因を取り除いた上でドライブチェーンを組付け直して下さい。
トルクリミッターの摩擦板が汚損している。
点検手順に従って、摩擦板に油分等がついていないか確認及び清掃して下さい。
その処置を施しても運転できない場合は摩擦板を交換して下さい。トルクリミッターの摩擦板が摩耗している。
摩擦板の交換が必要です。点検手順に従って交換して下さい。
なお、摩擦板は別売品として用意致しております。ベルトカシメ部(シャフト)が切粉等により摩耗し、リンクプレート等が外れ干渉している。
不具合部をコンベヤー頭部まで移動させて修理を行って下さい。
詳細はベルトアセンブリーマニュアルをご覧下さい。フレーム内へ侵入した切粉が従軸部下側で干渉している。
正転・逆転をSWのインチングで動かし、詰まっている切粉をほぐし、動き出したら逆転にして取り出して下さい。
その後ベルト張力を調整して下さい。
修理・サービス
トラブルシューティングマニュアルを参照しても直らない場合は、
当社サービスグループまでご連絡下さい。 至急対応させていただきます。
榎本ビーエー株式会社営業時間:月~金 8:00~19:00
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